KB-eye for 交通制御

車両の通過数と渋滞情報を取得し、片側交互通行に最適な信号切替タイミングをAIが判断

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警備員のいない片側交互通行を実現

これまでマンパワーに頼らざるを得なかった、片側交互通行の誘導警備。2号警備の中でも最も人手不足の問題を受けやすい業務のひとつでした。
しかし、このKB-eye for 交通制御システムを導入することで、警備員の代わりにAIが片側交互通行誘導警備を行うことができます。

KB-eye for 交通制御は、車両の通過数状況や周辺渋滞情報を自動的に取得することで最適な信号切替タイミングを判断・誘導します。
既存の工事用信号による機械的な誘導よりも、「より人に近い判断」で安全かつ円滑に誘導を行うことができます。

多くの警備員が必要だった片側交互通行の現場でも、人数を削減することができる次世代の交通誘導システムです。

KB-eye for 交通制御の主な特長

渋滞状況をAIが判定し、適切な誘導を実現

AIによる映像解析で、工事区間周辺の道路交通状況を常に解析。AIが「今この時間で最適な誘導」を計算し、自動的に誘導を行います。また、工事区間周辺の通行に関する安全確認もAIが行い、安全が確認できた上で誘導を行います。

これまでの工事用信号にはない、”信号が自ら最適な誘導を行う”システムです。

LEDを採用した看板で、晴天でも明瞭

誘導用の看板には、国内においてトップクラスな鮮明さをもつLEDディスプレイを採用。高い視認性で、通行する車や歩行者を昼夜問わず確実に誘導することができます。

LED看板は「止まれ」表示と「進め」表示を交互に切り替え、通行する車や二輪車・歩行者を誘導。警備員の映像を表示するため、既存の工事用信号よりもリアルな誘導が可能です。

緊急時にはリモコンでの手動操作も可能

緊急車両接近時や工事車両が出入りする際などのイレギュラーな誘導が必要になる場合には、警備員がリモコン操作で両端の信号を制御することができます。もしもの時の柔軟な誘導も可能です。

人員が必要な時のみ対応することができるため、安全な警備を保ちつつも警備員の人数削減が実現し、人員の身体的負担も軽減されます。また、リモコンはコンパクトで軽量なため、移動する際も邪魔になりません。

KB-eye for 交通制御の機能

LED看板による誘導

移動式のシステムのため、車載などでかんたんに持ち運びが可能。片側交互通行の両端に設置し、電源を入れるだけで稼働します。

交通状況に応じた誘導の最適化

交通状況に応じて誘導時間を自動調整したり、通行車両がない状態の際は、次来た車両側の車線を優先的に誘導することができます。

区間内の安全確認

規制区間内の安全確認をAIが実施。区間内に停車車両がないか・逆走車両などがないか等を常に監視しています。

音声発報

現場のLED看板の切り替え状況は都度現場オペレーターに通知。現場オペレーターは常に現在の誘導状況を把握することができます。

リモコンによる手動操作

工事車両誘導路や緊急車両誘導時は、警備員自身がリモコンによってLED看板の表示を操作することができます。

各種データの記録

万が一の際の映像データや稼働中の車両通行状況等は、安全のために記録され、必要な際に取得・活用することができます。

KB-eye for 交通制御の稼働実績

片側交互通行の交通誘導をAIが自動で行う「KB-eye for 交通制御」。
これまで多くの地域で、既に稼働・運用を行っていただいております。

KB-eye for 交通制御を使用した交通誘導警備は、様々な現場環境・形状の片側交互通行現場で、安全かつ効率的に誘導をすることができております。
一例として、全国各地で実施された、Webサイトに掲載可能なKB-eyeシステムの稼働実績をご紹介いたします。

製品仕様

製品名 KB-eye for 交通制御
外形寸法
KKT-01R : W1,050×H1,830×D660
KKT-01D : W1,150×H2,410~3,310×D650
通知形式
・トランシーバーによる音声通知
・LED看板による誘導表示
設置環境気温
-10°C~40°C(結露・凍結なきこと)
重量
KKT-01R : 約 120 kg ( 総計 )
KKT-01D : 約 180 kg ( 総計 )
電源供給
本 体:リチウムイオンバッテリー
LED看板:発電機
通信方式
インターネット接続
備考
・2021年3月時点の仕様となります。
・基本的な防水防塵性能は備わっていますが(IP65 程度)、荒天の際には使用をお控えください。
・今後製品開発により仕様が変更されることがございます。ご了承ください。